腸内フローラは人それぞれ。年齢や食習慣でも大きく異なる

腸内フローラを調べるほどわかってきたのが、人によって持っている菌がだいぶ異なっていつことです。そしてそれはある程度までは遺伝的なもので、ある程度までは環境的なもので、かなりの部分が食べている物に左右されているらしい事もわかってきました。

おっぱいを飲んでいる赤ちゃんのうちは誰の腸内フローラもビフィズス菌が圧倒的に優勢で、離乳食を食べ始めるとほかのバクテリアが増え始め、おそらく10代後半あたりでその人のフローラタイプが安定してくると考えられています。高齢者では善玉菌が減ってウェルシュ菌などの悪玉菌が増える傾向があります。

一卵性双生児ではある程度フローラが似通っていることが多い一方で、夫婦など一緒に暮らしている人同士もフローラが似る傾向があるようです。

また、地域の食文化のせいなのでしょう、その地域の人達に共通するフローラもあります。例えば、日本人には海藻の食物繊維を分解するバクテリアを持っている人が多いのですが、西洋人には少ないようです。まさに、体と土地は切り離せないという教え「身土不二」そのものです。人間も動物も、長い時間をかけてその土地で腸内フローラとともに生きてきているのです。

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